1月24日(土) 伊予灘のメバル釣り

待ちに待ったメバル開幕戦。


タチウオがまだ釣れているようであれば

少しの時間でも狙ってみようかと思っていたが

今年になってからタチウオは釣れなくなる一方で

連日タチウオ狙いの船は船頭さんの心が折れるか 釣り人の心が折れるかという状態で

タチウオの数<釣り人の数  一日やって船中ボーズなんて船もあるようで。

メバル一本勝負でいくことに。


タチウオシーズンが終わったわけでも 全くいなくなったわけでもない。

また大きな群れが入ってきたり ベイトが流れると再び釣れるはず。


まこと遊漁でも今期初メバルということで

調査を兼ねて実績ポイントを回る。



真冬のメバル釣りは まず沖に出られるかどうかにかかっている。

一週間の内で穏やかな凪は1日あるかないか。

3〜4日は荒れて出船できず、

残りの2〜3日は出船しても風の影響で非常に釣りにくいといった感じ。


今日の予報は快晴で風の心配もなし。



天気よし 潮よし あとは釣るだけ。


サビキメバルの釣り方について ← 参考まで


最初のポイントから追い食い成功。

でも何だか手応えが…



ビミョ〜な20cm前後の小さめメバルばっかり。


まぁ 今は産卵期なので20cm後半の大型は期待薄。

20〜25cmの中型が連で掛かってくれれば十分なのだが。


朝の時合いで30匹ほど確保。

そんな中 



腹パンパン 明日出産予定日の妊婦さん釣ってしもうた。


水深40mから釣り上げたので浮き袋や目玉が飛び出し

リリースしても水面に浮かんだままで死んでしまう。


次の流しで もう1匹。



メバルやカサゴは卵胎生。

パンパンのお腹から目玉の付いた卵というか 稚魚が出てきている。


バケツの海水に稚魚を放出。



出るわ 出るわ。

バケツの中は 稚魚だらけ。



何十万尾の超マイクロメバルがバケツの中で泳いでいる。

大きくなって帰っておいで と海に放流。


中型メバルの中にも卵を持ったものが。



左が内子 右が もう稚魚になりかけているいる卵。


…で 出産直後?身体検査



あれっ お腹ぺっちゃんこですが

尺メバルでしたか。



朝の勢いはなくなったものの

ポイントを巡って拾い釣り。


目のいいメバル 本来は夜行性のメバルに

真っ昼間に勝負を挑むのだから それなりの釣り方をしないといけない。

特に今日のような晴れの昼間は曇りや雨の日と比べると食いが悪くなる。



サバ皮が傷んだら ワームに



ワームでも釣り方を間違えなければ 普通に釣れる。



午後になって ポイントを大きく移動。



午後からもべた凪。


満潮の潮止まりから 下げ始めにメバルの活性が上がり

時合い突入。

流すたびにメバル鈴なり。



2回流せばこんな感じ。

30分ほど入れ食いタイムが続いた。

潮が速くなると メバルが底にへばりつき釣れなくなってしまう。


ポイントを変えながら 適度に潮の動いている所を回って数を稼ぐ。

まだ海水温が下がりきっていないせいか



ちょっとポイントが外れると アジの大群に襲われる。


釣れない時間帯もあったが

ほとんどのポイントでメバルの手応えを感じることができた。



50Lのクーラー8分目ほど。

最終的には

メバル小(〜20cm):中(〜25cm):大(25cm以上)=5:4:1くらい

最後まで中小型が多かった。



天気や潮に恵まれて、開幕戦としては上出来。

今年のメバルは期待できるかも…


でも メバルってサビキで簡単に釣れるとは思わないでください。

(船頭さんもメバル釣りを理解されていない方にどうして釣れないのか言われて困るようです)

アジのサビキ釣り感覚で仕掛け落とせば釣れるというものでは全くありません。

ある意味どの釣りよりも奥が深く 釣り方次第で天と地ほどの差がでます。

メバルの生態、海の状況、船頭さんの戦略などを頭に入れながら

状況に応じた釣り方ができるかどうかにかかっています。

それだから メバル釣りって面白いのです。



本日の釣果 メバル 〜31cm 130匹 アジ












久々の土曜夜市 メバル完売です